ソーシャルレンディングサービス「アンシンバンク」の運営を開始しました。
※ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい人とお金を貸したい人をマッチングするサービスです。
貸付型ファンドや融資型クラウドファンディングともいわれ、ファンド事業者が、投資家からの出資金を原資として、主に金銭の貸付を行うことを出資対象事業とするファンドです。
予定利回り(※1) 7%(年率・税引前)
運用期間 6ヶ月
投資単位 1口50,000円
インドネシアP2Pレンディング
「Asetku」ファンド
(※1)予定利回りはとは、借り手に対する貸付金利より、事業者報酬等を差し引いた数値となっています。
あくまでも収益の見込みであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
予定利回り、運用期間などの条件は、ファンドごとに異なる場合があります。ご検討の際には、アンシンバンクサイトより、ファンドの条件、詳細等をご確認ください。 お申込みにあたっては、当資料及び契約締結前交付書面、匿名組合契約書を十分お読みいただき、内容をご理解の上、 お客様ご自身の判断においてお申込みいただきますようお願いいたします。
インドネシアは、人口2億6700万人(2018年時点)を超え、国土面積と合わせてASEAN(東南アジア諸国連合)
最大の国です。反面、国民の約半数が銀行口座を持っておらず、銀行融資を受けられない個人や中小企業が
数多く存在するといわれています。一方、国民の約半分がインターネットを利用しており、
ユーザー数は2020年6月時点で1億9600万人と言われています。
格安スマートフォンなどの普及によりユーザー数が増加しています。
また、インドネシアの平均年齢は29歳と若く、国の経済成長とともに、消費意欲も旺盛といわれています。
こういった情勢を背景に、インドネシアではフィンテック企業が台頭しており、
200社以上の企業(2019年9月現在)が様々なサービスを行っています。
特に、P2Pレンディング事業は、フィンテック企業の主力事業の一つとなっています。
P2Pレンディング事業者は、インドネシア金融庁(OJK)への登録が必要となり、
OJKの監督による健全な成長が期待されています。
※出典:WHO人口統計、世界銀行、インドネシア・インターネット・ブロバイダー協会(APJII)、外務省HP、UOB
◆ファンドの詳細
当ファンドは、株式会社アンシンファンド(以下「アンシンファンド社」といいます。)が、
アンシンファンド社の親会社であるPT Belanja Hitungan Detik(以下「BHD社」といいます。)に対し貸付を行います。
BHD社は借入金を原資として、
最終資金需要者であるP2Pレンディング「Asetku」借り手ユーザーに対する貸付事業を行います。
アンシンファンド社からの貸付は円建てで行われ、為替手数料及び為替リスクについてはBHD社が負うものとします。
返済についてはBHD社の事業収益及び固有財産より行われる予定です。
※ P2Pレンディングとは、銀行などの金融機関を介さずインターネット上で「お金を借りたい人(企業)」と
「お金を貸したい人(企業)」を結びつける新しい金融仲介の仕組です。
当ファンドの事業者(匿名組合の営業者) 株式会社アンシンファンド ※日本企業
日本国内でファンド事業を行うために設立された会社です。
当ファンドの運営者(事業者の親会社) PT Belanja Hitungan Detik ※インドネシア企業
インドネシアにおいて、「Asetku」のスーパーレンダー(大口貸付者)としての貸付事業及びAkulakuグループの債権回収業務のサポート業務等を行っています。
「Asetku」サイト運営会社 PT Pintar Inovasi Digital ※インドネシア企業(以下「PID社」といいます。)
インドネシアにおいて、P2Pレンディングサービス「Asetku」サイトを運営しています。
募集・私募取扱者(アンシンバンク運営会社) サン・キャピタル・マネジメント株式会社(以下「当社」といいます。)
当ファンドの募集・私募の取扱いを行います。
第二種金融商品取引業者 登録番号 近畿財務局長(金商)第318号
エスクロー口座について
インドネシア金融庁(OJK)の規則によりP2Pレンディングサービス業者は、
資金管理について、第三者が管理するエスクロー口座を通じて行うものとされています。
エスクロー口座を利用することにより、
取引の安全性を確保します。
「Asetku」は、資金の貸し手と借り手をマッチングするサイトのため、貸付に関する契約は資金の貸し手と借り手の間で締結する仕組みとなっています。
※エスクロー口座とは、契約を締結する両当事者の権利を保護し、信用を確保するために約定期間内に代金を預け入れ、両当事者の義務が履行された場合に相手に代金を支払うという信託サービス(第三者寄託)のことをいいます。
「Asetku」を運営するPID社は、インドネシアにおいて、AkulakuグループのP2Pレンディングサービス部門 を担っており、2021年7月16日現在、101万人の借り手アクティブユーザーを持ち、23億ドルを超える 融資実績があるとしています。(「Asetku」サイト公表データより) 保険会社による信用保証が利用できる仕組みと、機械学習技術を利用した借り手の審査による 質の高い借り手への融資を実行することにより、TKB90といわれる返済期日より最大90日の 期間内の返済実績が100%となっています。これらの実績により、多くの貸し手ユーザーの信頼を得ています。 消費意欲旺盛なインドネシアの個人を中心とした取扱残高は、業界ランキング上位に位置し、 ユーザー数の伸びも大きく、今後の成長が期待されています。
インドネシア金融庁(OJK)が2019年10月に公表した資料によると、2019年9月時点のインドネシアにおけるP2Pレンディングの現状
貸し手 約55万人
借り手 約1435万人
融資総額 60兆ルピア
融資残高 10兆ルピア
インドネシアでは、P2Pレンディング市場が大きく成長しています。
「Asetku」作成資料より引用
Akulakuグループは、インドネシア、フィリピンなど、東南アジアにおいて、 バーチャルクレジットサービス事業や、オンラインバンキング事業、ECプラットフォーム事業 「Akulaku」を運営するフィンテック企業グループです。 「Akulaku」は、インドネシア市場を中心に個人ユーザーから高い支持を受けています。 2020年7月現在ユーザー数600万人、年間取引総額15億ドルとしており、インドネシアにおいて 人気モバイル分割払いサイトとなっています。(KrASIA、Akulakuインタビュー記事より) Akulakuグループは東南アジアのネクストユニコーン企業として注目されており、 中国フィンテック企業アントフィナンシャルをはじめ多くのベンチャーキャピタルからの出資を受けています。
Akulakuグループの紹介ページです。 「Akulaku」サイトより引用
Akulakuアプリの紹介ページです。「Akulaku」サイトより引用
当ファンドの資金使途は、インドネシア国内のP2Pレンディングサービス「Asetku」を利用する インドネシアの個人および法人への小口融資事業となっております。
・担保・保証について
当ファンドの貸付において担保設定は行いません。
PT Akulaku Silvrr Indonesia ※インドネシア企業(以下「ASI社」といいます。)が連帯保証を行います。
ASI社は、PID社の親会社にあたります。また、ASI社の代表者は、アンシンファンド社の代表取締役を兼務しております。
ASI社の主な事業は、インドネシアにおいて、AkulakuグループのEコマース部門を担当しており、
グループの中核企業となっています。
当ファンドは、収益の分配及び出資金の返還を保証しているものではありません。
お申し込みの際は、「契約締結前交付書面」をよくお読みいただき、当ファンドのリスクを十分にご確認のうえ、
慎重にご判断いただきますようお願いいたします。
関係各社の信用リスク
貸付債権の回収リスク
当ファンドは、アンシンファンド社がBHD社の行う貸付事業のために貸付を実行し、
これを回収することを目的としております。
アンシンファンド社はBHD社からの元利金の回収資金に基づいて、損益の分配を行います。
従いましてBHD社の元利金の回収状況を直接の原因として、出資金の一部又は全部が回収できないおそれがあります。
通貨の価格に係る変動に関するリスク
当ファンドは、お客様に円建てでご出資頂き、BHD社への貸付の実行及び元利金の回収は全て円建てで行われます。
為替リスク、為替手数料等については、BHD社が負うものとしていますが、BHD社の行う貸付事業及び
元利金の回収は、すべてインドネシアルピア建てで行われます。
インドネシアルピアの価格に係る変動により、BHD社の返済原資が予想以上に棄損した場合は、
アンシンファンド社への元利金の返済が想定通り行えず、出資金が毀損するおそれがあります。
流動性リスク
当ファンドは契約期間中の解約ができません。また、商品の性質上、他の有価証券のように
自由に売買を行うことができませんので、換金を行うことは困難であり、流動性に制約があります。
カントリーリスク
当ファンドの出資金の回収は、BHD社が行う貸付事業により取得した金銭及び、BHD社の財産を原資として行われます。
貸付事業及び、BHD社の財産からの回収は、インドネシア共和国において行われます。
そのため、日本、インドネシア共和国、その他関連する国又は地域において、
政治経済情勢等の要因による影響を受けて本事業において想定外の費用又は損失が生ずるおそれがあります。
その他リスク
その他リスクやリスクの詳細につきましては「契約締結前交付書面」に記載しております。
事前に本書面をよくお読みいただきますようお願いいたします。
お申込み手数料はいただいておりません。
ご入金いただく際の各金融機関が定める振込手数料はお客様負担となります。
なお、出資金より事業者報酬及び
管理手数料(当社が分配・償還後の残額より受け取ります。)をいただいております。
なお、当社は事業者報酬より取扱委託手数料をいただいております。
詳細は「契約締結前交付書面」にてご確認ください。
アンシンファンド社は、BHD社が80%出資する子会社となっています。
アンシンファンド社の代表取締役は、連帯保証を行うASI社の代表も兼任しています。
また、ASI社はPID社の親会社となっています。
なお、PID社は、当社の株式を約8%保有しています。
商号 | 株式会社アンシンファンド |
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所在地 | 東京都港区南青山4-18-11 フォレストヒルズイーストウイング2F |
代表者 | 郭 愷 ※ASI社代表を兼任しています。 |
資本金 | 27,500,000円 |
設立 | 2019年2月1日 |
商号 | PT Belanja Hitungan Detik |
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所在地 | GEDUNG GRAHA LESTARI LANTAI 11, JL. KESEHATAN RAYA NO. 48, KELURAHAN PETOJO SELATAN, KECAMATAN GAMBIR, KOTA JAKARTA PUSAT 10160, DKI JAKARTA - INDONESIA |
代表者 | Benny Parulian |
資本金 | 60,000,000ルピア |
設立 | 2017年8月29日 |
貸付に関する審査態勢、債権の管理、回収に関する事項については、運用マニュアル(※)を定め、適切に行います。
アンシンファンド社の貸付審査及び手続は、貸付責任者が、財務状況、資金使途、事業計画等の項目の審査を行い、
審査内容をアンシンファンド社が承認し、貸付を実行します。
債権の管理については、BHD社が行っている貸付事業の状況をアンシンファンド社が定期的にモニタリングするものとしています。
BHD社が最終の返済期限に完済できないとき、または期限の利益を喪失したときの回収の方針・回収プロセスとして、
支払いの催告、保証人に対する保証債務の履行請求を行うこと、
債権回収業者・弁護士その他の第三者への債権回収の委託等により貸付債権の回収を図ること、
貸付債権を第三者に譲渡するなどをアンシンファンド社が慎重に判断し、回収を行うものとしています。
※運用マニュアル:出資金の資金使途や、送金の手順、管理方法その他について、当社及びアンシンファンド社
並びにBHD社が、遵守すべき事項を取り決めたものです。
商 号 :サン・キャピタル・マネジメント株式会社
登録番号 :第二種金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第318号
加入協会 :一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
住 所 :大阪府大阪市中央区瓦町4丁目4番7号おおきに御堂筋瓦町ビル3F
連絡先 :06-6205-8900
サン・キャピタル・マネジメント株式会社
金融商品取引業者 登録番号 近畿財務局長(金商)第318号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
金融商品仲介業者 登録番号 近畿財務局長(金仲)第319号
所属する金融商品取引業者 名称:JIA証券株式会社 関東財務局長(金商)第2444号 加入協会:日本証券業協会
一般社団法人金融先物取引業協会
【手数料及びリスクについて】
当社のホームページに掲載されている金融商品等をご利用いただく際には、それぞれに所定の手数料等をご負担頂く場合があります。また、各金融商品等には投資リスクがあり、元本が保証されるものではありません。
これら金融商品等をお取引される場合は、契約締結前交付書面等に記載されている手数料等及び投資リスクを十分ご確認の上、お客様ご自身の判断と責任においてお取引賜りますようお願い申し上げます。