2014年から続いている経済の低迷や政治状況の混乱により、S&P社とムーディーズ社は2016年2月にブラジル国債の格付を投資不適格級に引き下げました。
しばらくは不安定な投資環境が続くと考えられますので、本債券をご検討いただく際には、十分に状況を把握・分析された上で、ご自身の判断と責任においてご投資いただきますようお願い申し上げます。
発行体 | ブラジル連邦共和国 | 売買単位 | 額面1万ブラジルレアル以上/ 1万ブラジルレアル単位 |
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利率 | 10.25% ※2 | 発行日 | 2007年2月14日 |
販売価格 | 日々変動します。 | 償還日 | 2028年1月10日 |
償還金額 | 額面金額の100% ※2 | 利払日 | 毎年1月10日、7月10日(年2回) |
経過利息 | お問い合わせください。 | 格付け | Ba2(Moody's) / BB-(SP)* |
※金融商品取引法第66条の27の登録を受けていない者が付与した格付(無登録格付)です。 無登録格付につきましては「無登録格付に関する説明書(PDF)」の内容をご確認ください。
※2ブラジルレアル建ての利金・償還金の額は予め決まっておりますが、日本円にて換算した利金・償還金の額は各利払い又は償還時の為替レートにより変動します。
2万ブラジルレアルを購入、債券単価99.80、1ブラジルレアル=33.15円と仮定
購入数量 |
2万ブラジルレアル (20,000BRL) |
債券単価 | 99.80 | 1BRL | 33.15 |
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約定代金 | 20,000BRL×99.80÷100×33.15円=661,674円 |
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経過利息 | 20,000BRL×10.25%×(140/360)×33.15円=26,428円 |
受渡代金 | 661,674円+26,428円=688,102円 |
「みなし外国税額控除(税率20%)」の対象となります
ブラジル国債の利金なら最大で20%の源泉税の還付を受けられます。
本債券は日本政府とブラジル政府との間で締結された租税条約に基づき、みなし外国税額控除(注)の対象となります。 みなし外国税額控除は所得の源泉国である外国において、租税上の特別措置により軽減免除された税額を支払ったとみなして自国での税額控除を認める制度です。
2016年1月1日より、特定公社債の利子において外国で課税がある場合の源泉徴収方法が「差額徴収方式」から「外国税額控除方式」に変更され、外国での課税の有無にかかわらず、国内で源泉徴収が行われることとなりました。ブラジル国債の利金に対するみなし外国税額控除の適用については確定申告を行うことにより、みなし外国税額に相当する金額を上限として、源泉徴収された所得税(復興特別所得税含む)及び個人住民税について還付請求を行うことができます
市場価格は、基本的に市場の金利水準の変化に対応して変動します。したがって、償還日より前に換金する場合には市場価格での売却となりますので、投資元本を割り込む恐れがあります。また、本債券は償還期日が2028年1月10日と長く、中短期債に比べて金利変化に対する価格の変動幅が大きなものとなります。
ブラジルレアルの対米ドル相場がレアル安になると、本債券を米ドル換算した価値が下落し、逆にレアル高になると、本債券を米ドル換算した価値が上昇することになります。また、日本円の対米ドル相場が円高になると、本債券を円換算した価値が下落し、逆に円安になると、本債券を円換算した価値が上昇することになります。したがって、売却時あるいは償還時において、これら外国為替相場の状況によっては、為替差損が生じる恐れがあります。
発行体の財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本割れや支払いが遅延または不払いとなる恐れがあります。
投資対象国の政治・経済情勢の変化により、投資元本割れや途中売却ができなくなる恐れがあります。
市場環境の変化により流動性(換金性)が著しく低くなった場合、途中売却ができなくなる恐れがあります。
本債券の保有においては、額面250,000ブラジルレアル未満の場合は、万が一JIA証券が経営破たんした時、他社への移管ができないため、現金化していただくことになります。
金融商品等への投資には、所定の手数料など諸費用(外貨建債券の場合は円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえてJIA証券が決定した為替スプレッドを加味した為替レートを適用、投資信託の場合は銘柄毎に設定された販売手数料及び信託報酬等の諸費用、等)をご負担いただきます。
金融商品の取引には、価格変動リスク、信用リスク、為替変動リスク、カントリーリスク、流動性リスク等の投資リスクがあります。こうした投資リスクにより金融商品の価格が変動することによって損失が生じる恐れがあります。
有価証券は預金や保険契約とは異なり、預金保険・保険契約保護機構の対象ではありません。また自然災害時等不測の事態により金融商品取引市場が取引を行えない場合には売買執行が行えないこともあります。
本債券のご購入はJIA証券との相対取引となりますので、購入対価のみをお支払いいただきます。
本債券の売買にあたり円貨と外貨を交換する際には、約定日に外国為替市場の動向をふまえてJIA証券が決定する為替スプレッドを加味した為替レートを適用するものとします。
当社では、お客様の知識、投資経験等の適合性に反した特定の金融商品をお勧めすることが無いよう、投資をご検討される際に必要な外国債券売買時の注意点や為替スプレッドの条件など、また様々な金融商品における特性等について、お客様にご理解いただけるよう十分な説明に努めた上で、お取引のご判断をいただいております
当社サン・キャピタル・マネジメント株式会社は、金融商品仲介業者としてJIA証券株式会社で取り扱っている「外国債券」をご紹介しております。
サン・キャピタル・マネジメント株式会社
金融商品取引業者 登録番号 近畿財務局長(金商)第318号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
金融商品仲介業者 登録番号 近畿財務局長(金仲)第319号
所属する金融商品取引業者 名称:JIA証券株式会社 関東財務局長(金商)第2444号 加入協会:日本証券業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
【手数料及びリスクについて】
当社のホームページに掲載されている金融商品等をご利用いただく際には、それぞれに所定の手数料等をご負担頂く場合があります。また、各金融商品等には投資リスクがあり、元本が保証されるものではありません。
これら金融商品等をお取引される場合は、契約締結前交付書面等に記載されている手数料等及び投資リスクを十分ご確認の上、お客様ご自身の判断と責任においてお取引賜りますようお願い申し上げます。